テストステロンの減少で起きる男性更年期！薄毛治療と両立はできるのか

更年期は女性だけではなく、男性にもやってきます。男性ホルモンの「テストステロン」の減少が原因なのですが、薄毛の原因となるのもこの「テストステロン」。男らしさと髪の毛の両立は果たして可能なのでしょうか。

男性も気をつけたい更年期

更年期障害とは、一般的には女性が閉経した際にホルモンの変化によって起こる様々なお悩みや症状のことをいいます。しかし、更年期障害は女性のみならず、男性にも起こりうることがあるのです。それを男性更年期障害（LOH症候群）といいます。
出典プライベートケアクリニック東京

「夜中にふと目が覚める」「暑くないのに寝汗が出る」という経験、ありますよね。この経験こそが、男性ホルモン(テストステロン)の減少により引き起こされる「男性更年期」かもしれません。
出典それって男性更年期かも？身近にできる対処法

男性更年期障害（LOH症候群）は、身体的には全身の疲労感や倦怠感、性欲低下、ED（勃起障害）、不眠、肩こりなど、精神的には気力の衰え、集中力の低下、イライラ、抑うつなど、症状は多岐にわたります。
出典西南泌尿器科クリニック

男性ホルモン「テストステロン」の減少が原因

男性は成人を過ぎると、緩やかに男性ホルモンの一種である「テストステロン」が減少し、30~40歳を境に更年期が引き起こされると言われています。人は、様々な内分泌ホルモンによって身体をコントロールしているのですが、テストステロンが減少するとうまくコントロールが出来ず、「やる気が出ない、勃起不全」などの変化が出てきます。
出典それって男性更年期かも？身近にできる対処法

テストステロンとは、男性ホルモンの代表であり、筋肉質な体型やがっしりした骨格などいわゆる「男性らしさ」を構成するために重要な性ホルモンです。分泌量を年齢の推移で見ると、多くの場合は10から20代をピークに急激に増え、その後はゆるやかに山型のグラフを描くように減少します。
出典マオメディカルクリニック

テストステロンはなぜ減るのか

加齢も要因の一つですが、”身近だけど気づきにくい、体の変化が重くなりやすい”といった厄介な原因として「ストレス」があります。過剰なストレスは、脳からの男性ホルモンを出す指令を阻害し、それに応じてテストステロンが分泌されず減少してしまいます。
出典それって男性更年期かも？身近にできる対処法

加齢も要因の一つですが、”身近だけど気づきにくい、体の変化が重くなりやすい”といった厄介な原因として「ストレス」があります。過剰なストレスは、脳からの男性ホルモンを出す指令を阻害し、それに応じてテストステロンが分泌されず減少してしまいます。
出典マオメディカルクリニック

また、「気圧」との関わりも報告されており、梅雨から夏、秋にかけて台風シーズンの影響で気圧が変化し、それに伴い自律神経が乱れることでホルモンの分泌がうまくいかず、同様の変化が現れます。
出典それって男性更年期かも？身近にできる対処法

テストステロンはハゲの原因にもなる

男性に多くみられる脱毛症のAGA（男性型脱毛症）。AGAには男性ホルモンのジヒドロテストステロン（DHT）が深く関わっていると考えられています。
出典 AGAヘアクリニック

ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合することで生成されます。つまり、テストステロンの量や5αリダクターゼの活性がジヒドロテストステロンの量に関係しているのです。
出典 AGAスキンクリニック

テストステロンをジヒドロテストロンにしないことが大切

『男性ホルモン治療』で“テストステロン”補充を行なって元気は取り戻せるのはイイけど、それが原因で今度は薄毛になっちゃうんじゃない？！という恐怖感がココで生まれてしまいますが、『AGA治療』と『男性ホルモン治療』は両立できるのです。
出典 Dクリニック東京

ジヒドロテストステロンの働きを抑制するAGAの投薬治療には「デュタステリド」と「フィナステリド」が用いられます。これらは主に5αリダクターゼの働きを阻害することでジヒドロテストステロンの働きを抑制し、AGAを改善します。
出典 AGAヘアクリニック

この薬の素晴らしいところは、男性ホルモン“テストステロン”自体に働きかけるのではなく、“テストステロン”を悪玉に変える「酵素」に作用する点。（“テストステロン”そのものは何ら悪くないのであります）だからこそ『男性ホルモン治療』でも“テストステロン”補充と一緒に投与できます。“テストステロン”値がアップしても「フィナステリド（プロペシア）」の働きで悪玉になるのは阻止されるので、『男性ホルモン治療』が直に薄毛へつながる心配はなくなりました。
出典 Dクリニック東京